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こそあど記録 〜 いろいろおきらく、じっさいごくらく 〜

本業は育児。ワーキングマザーでしたが、会社を辞めて専業主婦へ。家事、育児をはじめ生活の記録

ワーキングマザーにならない、という価値観

ワーキングマザーライフ 徒然

育休をとって休んでいた同僚が、結局、職場に復帰せずに辞めました。保育園が見つからない、という理由だそうです。

直接聞いた訳ではないですが、正確には認可外の(認可に比べるととても費用が高い)保育園しか確保できていなかったようです。

 

周りの同僚たちは「もったいない」と残念がっていました。が、結局は、そういう価値観だったんだろうなと思うな。認可や認証に決まっていれば復帰はしたのだろうけど、働くことが彼女にとって重要性というか優先順位が高くなかったということ。どうしても働きたいって思えば認可外だって復帰したでしょうよ。

 

 

以前、発達心理学のセミナーを受講したことがあります。某大学教授のセミナーでとってもおもしろかった。発達心理学のお話も当然ありましたが、ご自身がワーキングマザーでいらしたので、そのあたりのお話もしてくださったので印象に残っています。

 

そのセミナーで発達心理学に興味を持って、本を読むなど育児にもとっても役立っています。 

chiyokopen.hatenablog.com

 

セミナーを受けてから少し時間が経っているのでどんぴしゃり正確な表現は覚えていないけど、そのセミナーで私が学んだことはおおよそこういうことです。

 

三つ子の魂百までと言うし小さいうちは母親が子どもを育てるべきだ、という人もいるけれど、小さな頃に保育園に預けられた子が、そうでない子に何か劣るというデータは無い。つまり、子どもにとって必要なのは母と過ごす時間が長いかどうかではない、内容だ、と。

今、保育園が足りない、待機児童をどうしてくれよう、ということが問題になっていて、どうにかせねばと保育施設が増えてくるであろうが、数を増やすことを優先すれば質に違いが出てくるであろうから、親としてできることは内容をきちんと見極め、質の高い(と親が思える)ところへ子どもを預けましょう。

保育園に預けられて、母と過ごす時間が短かった子が、問題のある子に育つというデータは、ない。しかし、世間では「小さなうちは母親が子どもの側にいて育児に専念すべきだ」と考える人もいる。これは、価値観の違い。いえいえそんなデータは無いんですよ、保育園だからといって何の問題はありませんよ、と説明したとて、そういう価値観の人には通じない。価値観でたたかってもしかたがないのだ、と。

 

この「価値観で戦っても仕方が無い」というフレーズがとーっても心に響いたのを覚えています。

 

冒頭の同僚は、認可外に預けることに価値観を見出せなかった。一方私は、子どもが2歳の頃から、週に1日〜2日は認可外に預けていました。費用はとっても高いのですが、その内容に価値を見出したから。

 

同僚は、高いお金を保育園に払ってまで働こうとは思わなかった。しかし私の先輩や、発達心理学のセミナーをしてくださった教授もそうでしたが、子どもを預けながら働いた当初は自分のお給料はそのまんま託児所に流れていった、それでも働き続けた。

私自身は今この価値観で揺れていて、子どもにもっと時間をかけたいと焦がれながらも、生涯賃金を計算したりもしものことがあったときなど考えると仕事は辞められないなあ、と流れに任せているのですが・・・。

 

ワーキングマザーにならない、という決断もあって良いと思います。

 

 

手にとるように発達心理学がわかる本

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