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こそあど記録 〜 いろいろおきらく、じっさいごくらく 〜

本業は育児。ワーキングマザーでしたが、会社を辞めて専業主婦へ。家事、育児をはじめ生活の記録

ユダヤ式、天才の育て方

読書

ユダヤ人ってどうして賢い人ばかりなのだろう?

アインシュタイン、フロイト、マルクス、スピルバーグ・・・。検索するとたくさんのすごい人があがってきます。

 

きっと何かヒミツがあるに違いない。と思いまして、本を読んでみました。 

 

「与える」より「引き出す」! ユダヤ式「天才」教育のレシピ (講談社+α文庫)

「与える」より「引き出す」! ユダヤ式「天才」教育のレシピ (講談社+α文庫)

 

 

この本で「客観的に見たユダヤ人」を読んで驚きました。

  • ユダヤ人の総人口は、全世界で約1,300万人
  • ノーベル賞受賞者の約22パーセントがユダヤ人

人口がたったの約1,300万人とは知りませんでした。それなのに、ノーベル賞受賞者の約22パーセントがユダヤ人って、すごいことです。

 

ユダヤ人というと悲しい歴史が思い起こされますが、その迫害の歴史は1,000年を超えるそうです。迫害=ホロコーストとしか知らなかったことが恥ずかしい思いです。自由の国アメリカでさえ、当初は厳しい差別が行われていたとか。大学の入学を許されるようになったのは、たった100年ほど前のことだそうです。

迫害の歴史を背負いながら、アインシュタインを始めとするノーベル賞受賞者や、スピルバーグなど“すごい”人が多いのはいったいどういうわけなのでしょう。

 

本を読んでみると、ユダヤ人には優秀な人が多い理由がなるほどなと思えてきます。

 

そのときの支配者の気分次第で、迫害を受けてきたユダヤ人です。ある日突然、家を焼き払われ、突然、住むところを奪われるようなことが、当たり前のように起こってきました。ときには、平穏な毎日に恐ろしい迫害者が乗り込んできて、殺戮を行ったり。そんなときは一目散に、着の身着のまま逃げなくてはなりません。

でも、そんな究極の「いざ!」というときでも、アタマならもちろん持ち運び可能。そこで、「まずは自分のアタマに投資しよう」という考え方が一般的になったのです。

投資するなら、まずは自分のアタマ。そして、子供たちへの教育。

 

なるほど。

動産、不動産を持つことよりも、頭の中を豊かにすることに価値を置く。多くの偉人を生み出したこの素晴らしい伝統は、ユダヤ人が背負って来た悲しい歴史と表裏一体でした。

 

本で紹介されるユダヤ式の教育法の根底は、与えるのではなく子どもの資質を「引き出す」のが教育だという考え方です。

 

そして本にはすぐにでも実践できるユダヤ式「天才」教育レシピが7つ紹介されています。秘訣は全部一緒に行うこと。

 

どのレシピも特別なものではありません。ユダヤ式というからには、すごい秘伝のレシピかと思いきや、ごくごく当たり前のことなのです。

しかしこれらのレシピのベースに潜んでいることは、日本での子育てでは意識をしないと後回しにしてしまいそうです。テストは暗記がものを言い、だからテストの前は暗記に追われ、日頃は塾通いに追われ・・・。

のんびり本を読む暇も無い…ようになりそうでしょ?日本にいると。でもテストが終わるとぱーっと忘れたりして、あの勉強は、なんだった?

 

本の後半では5人の偉人にインタビューし、彼ら彼女らが受けてきた教育を紹介しています。今を懸命に生きることは回り道になったとしても、いずれ素晴らしい未来へと通じる。ユダヤ式教育は、なるほど自分で自分の道を見つけ、ハッピーに生きていけるような人間になるのだなとたいへん感銘をうけました。

 

アタマが豊かなら、その自分のアタマを使って自分らしく生きて行ける。我が子にはハッピーであってほしい。ユダヤ人でも日本人の私も、その思いは一緒です。

ユダヤ式親バカ法、とても参考になりました。