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こそあど記録 〜 いろいろおきらく、じっさいごくらく 〜

本業は育児。ワーキングマザーでしたが、会社を辞めて専業主婦へ。家事、育児をはじめ生活の記録

給食。

今週のお題「給食」

 

 私の小学校の思い出は給食に支えられていたといっても過言ではありません。

 

 ピカピカの1年生になり、生まれて初めての学校給食にバニラ味のカップアイスクリームが出たことを覚えています。給食って最高だなー!アイスクリームが出るなんて!と、抜群の第一印象を植え付けられました。アイスクリーム効果のおかげか、その後6年間の小学校生活は給食抜きには考えられません。ちなみに、給食にアイスクリームが出たのは6年間通しても数えるほどしかなかったと思います。

 

 小学校に行く目的は給食ではないか、というくらいに毎日の献立を欠かさずチェックしてそれはそれは楽しみにしていました。特に揚げパンが書かれていたらその日が待ち遠しくてたまらなかった。当時の我が家では、給食の「献立表」が冷蔵庫にどんっとマグネットでくっつけてありました。埋もれさせてはならない重要資料だったのです。

 

 それほどまでに給食大好き娘だったはずの私が、今ぱっと思い出せる当時の給食の献立は、初日のアイスクリーム、牛乳、揚げパン、パサパサの食パン、イチゴジャム、冷凍みかん、ミニフィッシュ、ミニシュリンプくらい。調理されたメニューの思い出があまりにも薄いのです。カレーもあっただろうし、とん汁もあっただろうし、うどんもあったのかもしれないけど、そういうメニューはぼんやりしています。

 結局、人間の印象ってそういうものなのかもしれませんね。「またこれか」と思うくらいに繰り返し出てきたもの。あるいはごくたまに登場するため希少価値が高まり、実力以上に美味しく感じたもの。揚げパンと冷凍みかんって、給食だから美味しかったのだと思います。そして大嫌いだったものはしっかり覚えています。

 公立の学校給食で一生忘れないくらいに美味しいメニューが出てくるはずもなく、安定供給されたものがしっかり脳裏に刷り込まれています。

 

 最近は、給食に牛乳は合わない、いや必要な栄養だ、などと給食の牛乳の立場が怪しくなっているようです。小学生の頃の私は、「いただきます」の挨拶のあと、まず真っ先に牛乳を飲み干していました。牛乳をちょっと飲んで、給食を食べて、また牛乳を飲んで、という食べ方にものすごい抵抗がありました。ご飯と合わないから、という理由ではなくて、飲みかけの牛乳にまた口をつけるのが苦手でした。少し時間が経つと、牛乳のにおいが気になったり、なまぬるさが気になったり。開封したらすぐに飲み干す、これは6年間必ずそうしていました。

 

 小学生時代の私は、サクラエビが大の苦手でした。お好み焼きにかかっていたりするともうダメでした。触角といってよいのか、サクラエビのひげのような細いところがチクチクのどに刺さるのです。そして、小さくとも甲殻類。ヒゲ部分に目をつぶったとて、体全体がのどに痛い。そのサクラエビを煎ったような「ミニシュリンプ」と、サクラエビと同じ理由で大の苦手だった「ミニフィッシュ」つまりカリカリの小魚が献立表に書き込まれていると、その日が近づいてくるのがいやでいやでならなかった。強烈な思い出です。

 

 わりと最近、区の配布物の中に区内の小中学校のある日の給食が写真で紹介されていました。今の子って、こういう給食を食べているのですね。ロコモコとか、アジア料理のようなメニューとか、給食に出るのですね。私の小学生時代にロコモコなどというメニューは登場しなかったはずです。そして、今の給食は、そもそも食器がおしゃれです。区内の小中学校の給食写真を見て、日本は豊かになったのだなあ、ありがたいことなのだなあと感じました。