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こそあど記録 〜 いろいろおきらく、じっさいごくらく 〜

本業は育児。ワーキングマザーでしたが、会社を辞めて専業主婦へ。家事、育児をはじめ生活の記録

いまさらだけど『「学力」の経済学』

読書

あっちゃこっちゃで取り上げられ、Amazonでもベストセラー1位だったり、レビューもたっぷりだったりで今更感が強いけど『「学力」の経済学』を読みました。

 

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

 

 今年の3月に買ったのに、ずーっと読まずに積んどいたら、ある日オットが

 「今日は超ヒマが予想されるからその本貸して」

と言う。で、ちゃんと読んだらしいので、私も読んでおこうか、と。

 

 

 

 

「学力」の経済学

著者の中室牧子さんは教育経済学者で、教育を経済学の理論や手法を用いて分析されている。

 

子どもを全員東大に入れただの、子どもを全員幼稚舎に合格させただの、巷にはいろいろ教育的に成功したように思える話題があって、雑誌で取り上げられたり、うわさ話でまわってきたりしますけど、私の考えは「よそは、よそ。うちは、うち」。

 

ただ客観的な目は持っていたいので、こうして教育をデータで示されると、なるほど興味深いものがあります。

 

どういう教育が成功する子どもを育てるのか

<読書メモ>

・どこかの誰かが子育てに成功したからといって、同じ事をして我が子も同じように成功するという保証はない。

・個人の成功体験より、科学的根拠に基づくデータを。

・ご褒美の与え方:「目の前のにんじん」のぶらさげ方で学力アップの効果が違う。

・むやみに褒めると逆効果。

・「悪友は貧乏神」。

・教育への投資が一番効果的なのは、幼児期。幼児教育は重要。

 

<アメリカで開始された、質の高い就学前教育の実験より>

幼児教育を受けた子と、それを受けなかった子との学力、IQの差は小学校入学前は大きいが8歳前後でほとんど差がなくなる。しかし、幼児教育を受けた子たちはその後の人生で学歴、収入、雇用などの面で大きな効果が認められた。

→幼児教育によって否認知能力が培われた。

 

・否認知能力をあなどってはいけない。子どもの成功に非常に大切。

・子どもの学力に与える影響の大きなものは、親の収入と親の学歴。「貧困の世代間連鎖」。

 

・「いい先生」で人生は変わる。子どもの遺伝、親の収入や学歴すらも帳消しにする威力あり。

 

学力は家庭で伸びる

『「学力」の経済学』には、ふむふむと思える箇所もあるし、データって切り取り方次第、読み取りかた次第とも思うから、ふーん、そうなの〜くらいな箇所もある。

子どもを全員東大に入れた母親のお話だって、どこかの誰かの超レアケースだとしても、参考になる断片はあるし、参考にならないところもある。

 

私が全力で子育てをしていることに変わりはない。この調子でがんばろうっと。

学力は家庭で伸びる。 

学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41 (小学館文庫)

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