こそあど記録 〜 いろいろおきらく、じっさいごくらく 〜

本業は育児。ワーキングマザーでしたが、会社を辞めて専業主婦へ。家事、育児をはじめ生活の記録

家族を亡くすということ

先月の終わり、わたしの母が旅立ちました。

 

わたしの実家は神道なので、通夜と葬儀は神社の神職にお願いし、それぞれ通夜祭、葬場祭といいますが、昨日、葬場祭が終わりました。

 

10年以上前に父を亡くした時は、親を亡くす経験が初めてだったり、治療していた病が深刻だとは思っておらず心の準備ができていなかったり、離れて暮らしていたので駆けつけられなかったりで直後からものすごい喪失感と悔いる気持ちにさいなまれました。父のことを涙なしで語ることができるようになるまで何年もかかった。

 

父の時に得た教訓は、一言でいうと「親孝行、したいときに親はなし」。家族は当たり前の存在で、なのにすっと姿を消してしまったら、もうありがとうの一言も言えない。地球の果てまで探したって、もういないんだから。そんな訳で、母が亡くなる時にはできるだけ悔いを残すまいと、ずっと心に決めていました。

 

母は、大きな病にかかって闘病していたので、いつか亡くなる日がくる、という心の準備をすることができ、そのために私は仕事を辞め、母を悔いなく見送るという目的を果たせました。家族に囲まれて、静かに、すーっと息を引き取ったこともよかった。

 

たしかに日本人の平均寿命から考えると、まだ早かったけれど、人生は長さじゃない、内容だ。と考えれば、母の人生は濃く、立派で、終え方もあっぱれでした。

 

さいごまで諦めずに、あらがわずに、一生懸命、生きること。母から教わった生き様です。